ヨーロッパの左翼が壊れつつある

さもありなん。

景気悪化でも社会党の人気はがた落ち(NY Times)
http://www.nytimes.com/2009/09/29/world/europe/29socialism.html?ex=1269921600&en=db22797e9d7d29a6&ei=5087&WT.mc_id=NYT-E-I-NYT-E-AT-0930-L14
より引用。

アメリカの保守派にはオバマ大統領の財政刺激政策や医療制度の手直しをヨーロッパ式社会主義への危険な一歩だと悪者扱いする人たちもいるが、ヨーロッパで政治課題を決めているのは左ではなく右の政党なのだ。
ヨーロッパの中道右寄りの政党は多くの左側のアイデアを採用している:寛大な福祉政策、国営の医療制度、温暖化ガス排出への厳しい制限、EUへの主権の一部の委譲など。しかし彼らは低い税金を課し、金融に対する規制を向上させ、高齢者をしっかりとつかみながら、しかも左翼政党よりも高い効率を約束することで票を得た。

ようするに目標は同じだけど、それを実現するための効率が問題だってことで、日本の民主党への政権交代にそのままつながる話だと思った。つうか、世界中で同じようなことやってる。

鳩山さんには日本のサルコジなどと言われることのないよう、「友愛」でずらしながらうまくやっていただけるものと期待しております。