動物の数だけ人生がある 〜上野公園〜

上野公園に行ってきました。ここは昔に一度来たことがあったかなかったかさえ記憶が曖昧で、とにかく具体的なことは何も覚えていないので、ショボショボ小雨が降ってはいましたが子供に返った気分で楽しめました。

動物の方は、まあ新しい動物園に比べると全体の広さが限られているのでどうしてもそれぞれの頭数は少なくなってしまうようですが、動物園にふつう期待するような動物はけっこう一通り揃っていて全部見て回るだけでも骨が折れます。

さて、それではいきなり人を意気消沈させる画像でスタート。2008年4月30日に最後のパンダ陵陵(リンリン)が死んでしまい、現在上野公園にパンダはいません。その後釜として据えられたのが、このレッサーパンダ。しかし御覧の通り、やる気ゼロです。

レッサーパンダ「二本足で立って歩いてるところを見たいって?横浜の方に行っとくれ!」


実物に負けず劣らず迫力満点の、ゾウのしくみ。


猿山。その荒々しい造形がかっこいい!


仲良く毛繕いをしあう平和な光景……


だが猿社会の階級はきびしいのだ。


なぜか端っこのゴミ箱の前でじっと佇むポニー。何かあったの?


家禽類の奥様たちの井戸端会議を激写。


ニワ子「あっ!ちょっと……」


「いきなり何ですか……困ります私……」


ニワ雄「おんどりゃあ!!!ワシのニワ子に何ぬかしとんじゃあ!」


デビアス、永遠の輝き……


「人と両生類の関わり」を説明したパネル。ようするに「食う・食われる」の一方的な関係ってことですね?


ヘビ「こちとら爬虫類も腹減ってんじゃあ!!!」


このヌメッとした質感がたまらん。こいつが首の回りに絡みついてぐうーっと締めつけてくる悪夢。


さめた目つきのトカゲ


ミーアキャット「ちょっとみんな静かにしてっ!天の声が聞こえないじゃないの!」


本日の非協力的な動物No.1


ただ佇んでいるだけでこの存在感。ただ者ではない……


遠くからこちらにガンを飛ばすライオン夫婦。こちらのシャツの白黒の縞がシマウマにでも見えたのか……


鎖につながれた白い骨が怖い……

無事全部見終わって表門横の出口から出たら、そのすぐ先にある「新うぐいす亭」で「鶯だんご」を食べて一服。白あん、鶯あん、小豆の3色だんごが絶品です。